相互運用性フォーラム
異種データ・センターなど、複数ベンダー・ソリューションが一般的な環境では、相互運用可能な標準によってコスト抑制の鍵を握る統合と柔軟性が実現します。DMTFの相互運用性委員会はこの重要なニーズに対処して、マルチベンダーによるDMTFテクノロジーの実装が業界で互換となるよう支援します。
相互運用性におけるDMTFの取り組みの目標は、マルチベンダー・コンポーネントから構築されたコンピューティング・ソリューションの統合、管理、およびセキュリティー保護のコストを削減することです。その作業はDMTFの相互運用性委員会が管理しており、これにはplugfest、テスト・ツールの開発、および適合性認証プログラムといった活動が含まれます。
DMTFフォーラムは、DMTFメンバーの一部に関心のある取り組みを進めています。フォーラムに参加するメンバー企業は、他のメンバーと一緒に共同イニシアティブのコストを分担し、表明された任務を共に成功させることでメリットが得られます。フォーラムのメンバーシップは会社レベルで付与され、メンバー企業は代表者を何人でもフォーラム活動に参加させることができ、この結果、一般のDMTFメンバーにはない有用な特典を多数受けることができます。
DMTFのメンバーに自動的にフォーラムのメンバーシップが付与されるわけではありませんが、フォーラムのメンバーはDMTFのメンバーである必要があります。メンバーでない場合は、当グループWebサイトの「メンバー登録のご案内」セクションで、まずDMTFのメンバーになる必要があります。
相互運用性フォーラム
共通診断モデル(CDM)フォーラム
DMTFの共通情報モデル(CIM)の一部である共通診断モデル(CDM)仕様は、マルチベンダー環境のハードウェア・システムの正常性を評価するため、業界全体で広く使用されています。CDMフォーラムは、すべてのシステム診断機能に対する単一の相互運用可能なインターフェースにコンピューター業界を統一することに取り組んでいます。CDMフォーラムに参加すると、システム診断の将来を左右するこのユニークな機会を利用できます。
CDMフォーラムは、リーダーシップと参画の2つのレベルのフォーラム・メンバーシップを提供しています。詳細については、「CDMフォーラム」ページ(英語)を参照してください。
システム管理フォーラム(SMF)
システム管理フォーラム(SMF)は、DMTFシステム管理標準を実装するソフトウェアとハードウェアの準拠性を検証するプログラムを開発および実施します。これには、デスクトップ・モバイル・アーキテクチャー(DASH)およびサーバー・ハードウェア・システム管理アーキテクチャー(SMASH)標準が含まれます。SMFの目的は、エンド・ユーザーとISVコミュニティーの両方を含むDASHおよびSMASHベースのサーバー管理標準の利用者が、マルチベンダー・システムのための相互運用可能な管理テクノロジーを確実に入手できるようにすることです。
SMFも、リーダーシップと参画の2つのレベルのフォーラム・メンバーシップを提供しています。詳細については、「SMフォーラム」ページ(英語)を参照してください。
仮想化およびクラウド管理フォーラム(VCMF)
仮想化およびクラウド管理フォーラム(VCMF)は、システム仮想化管理プロファイル、仮想システム管理プロファイル、およびオープン仮想化フォーマット仕様の相互運用性とこれらへの適合性をテストする手順とソフトウェアを開発します。
詳細については、「VCMFフォーラム」ページ(英語)を参照してください。
フォーラム会費のお支払い
フォーラムへの参加をご希望の場合、ここでフォーラム会費の自動請求処理を行うことで、メンバーシップ・プロセスを開始できます。フォーラム・メンバーシップの詳細については、DMTF事務局にお問い合わせ(英語)ください。
http://dmtf.org/join-us/vcm-forum
仮想化およびクラウド管理フォーラム(VCMF)
仮想化およびクラウド管理フォーラム(VCMF)は、システム仮想化管理プロファイル、仮想システム管理プロファイル、およびオープン仮想化フォーマット仕様の相互運用性とこれらへの適合性をテストする手順とソフトウェアを開発します。