DMTFがインバンドのホストインタフェースの計画を発表
スケーラブルプラットフォーム管理フォーラム (SPMF)の努力によりDMTFの革新的なRedfish 標準(日本語版)は、急速に進歩を続けています。現在の2016.2 (最近最終版がリリースされた)版までは、Redfishの作業は、TCP/IPベースのクライアントと管理コントローラの間のアウトオブバンドインタフェースを定義することに注力してきました。
SPMFはオープンなアプローチを続けおり、フィードバックや産業界からの必要性の表明を受けて、SPMFのホストインタフェースタスクフォースでは、インバンドのホストインタフェースも作業項目に追加しようとしています。これによって、オペレーティングシステム(デプロイ用あるいは本番実行用いずれでも)上で稼動しているアプリケーションやツールが、Redfish APIを使ってシステムを管理しているRedfishサービスとやりとりできるようになります。
作業は着々と進んでおり、考慮されている要件、検討進捗状況、ホストインタフェースで用いられているモデルの詳細な情報が、公開資料としてまとめられています。
SPMFは、2016年末にRedfishでのホストインタフェースサポートの1.0版を提供するという挑戦的なスケジュールで作業を進めています。
Redfishについてさらに知るためには、http://www.dmtf.org/standards/redfish (日本語版)にアクセスするか、開発者向けのRedfish Developer Hub(ここにRedfishを使う時に必要なすべてのファイル、ツール、コミュニティ・サポート、教育などの詳細な技術的なリソースがまとまっています)にアクセスして下さい。ホストインタフェースタスクフォースへの参加を希望する方は、SPMF参加案内をアクセスして下さい。